【ブランクあり必見！】復職美容師・理想の働き方を実現する５ステップ
あなたは、未来の自分の生き方を想像することはありますか？今は育児や介護など家庭のことに追われる毎日を過ごしているとしても、本当になりたい自分の理想があるのではないでしょうか？そんな「長らく美容師として仕事をお休みしていた方」に朗報です！本記事では、復職美容師が理想の働き方を叶える５ステップをご紹介しています。
目次
はじめに
まずは、10年後の自分がどんな風に生きていたいか考えてみましょう。「責任あるポジションでバリバリ働いている」も素敵ですし、「大好きな旅行に気兼ねなく行く」「自分自身へ美容投資をする」など、プライベートなことでもOKです。思い描く自分を具体的に実現するための第一歩として、ワクワクすることをたくさん並べてみてください。何より大切なのは、理想の自分を考えた時に自分の気持ちが高揚するかどうかです。次の内容からは、より具体的なステップについてご紹介していきますので、紙とペンをもって読み進めてみてくださいね。
STEP１）自分の理想とする働き方を決めよう
悩みを解消するための第１ステップとして、自分の仕事環境を書き出すことをおすすめしています。自分の理想とする働き方を考えてみましょう。
理想の働き方で特に重要なのが、希望スケジュールです。勤務先サロンを決める上での大きなポイントにもなります。「自分が働きやすい曜日と時間はいつか」を明確に決めておく作業は、まず第一にやるべきことです。また、土日に働くことが難しい場合も「土曜日の午前中のみ」など、なるべくサロンに貢献できる時間を確保するとよいでしょう。
また、その勤務時間内に子供や家族に何かがあったときに「他にサポートできる人がいるのか」も考えておくとよりベストです。これは勤務先への配慮とともに自分自身の心理的安全性の確保でもあります。復職後は生活環境が大きく変わるため、「困った時でも助けてもらえる」という安心感は働く上でとても重要になってきます。また、予定の変更や急な休暇を調整する場合も、サポート者がいるかどうかは大切なポイントになります。その上でフルタイムがいいのか、パートタイムがいいのかを検討しましょう。
また、意外と優先順位が下がってしまいがちな「勤務地」についても考えましょう。両立を目指しているなら、重視して考えるべき項目になります。家庭との両立は時間との勝負です。家庭のためにも、スキルアップのためにも勤務地は近いに越したことがりません。「遠いけどこんなサロンで働きたいと思っていた！」「条件はとてもいいけど距離で悩む…」といった方は毎日通うといったことを現実的に考えてみてください。家族に何かあればすぐに飛んで帰る日もあるでしょう。復職した美容師にとって勤務地エリアはとても重要になってくるはずです。
STEP２）自分のスキルを洗い出そう
働き方を考えたら、次は今までの自分のスキルを洗い出してみましょう。
まず、自身の免許や資格・スキルを詳細にリストアップしましょう。美容師免許の記載はもちろんですが、その他できることを書き出すことで、自分を客観的に見つめ直すことができます。また、美容師とは一見関係のなさそうなPCスキルなども記載しておくとよいです。今はリストアップするものが少なくても大丈夫。今後増やしていくための現状把握と捉え、前向きに作成していきましょう。
＜リストアップ例＞
カット
カラーリング
パーマ
シャンプー・トリートメント
エクステ施術
スタイリング
メイクアップ
ネイル検定
マツ毛エクステ
エステティック施術
ブライダルメイク
ファッションコンサルティング
カラーコーディネーター
Excel
簿記
などなど…
また、自分のスキルをリスト化したら、今度は過去の美容師としての経験や実績をリストアップしましょう。これには以前の職場での職務内容や成果、お客様の満足度なども含まれます。また、 自分が特に得意とする分野やスペシャリストとしてのスキルがあれば、それを特定し具体的なお客様とのエピソードも書き出せるとよいです。美容師は顧客サービスが不可欠となるため、自身の顧客対応スキルやコミュニケーション能力、カウンセリングスキルなどもアピールポイントになってきます。
STEP３）履歴書・職務経歴書を書く時のポイント
履歴書や職務経歴書の書き方は復職を成功させる上でとても重要です。最大限に自分の良さを伝えるために以下のポイントに注意すると、プロフェッショナルな印象を与え、求職活動を成功させるのに役立ちます。
・自分の職務目的や志望ポジションを簡潔に述べる
これはステップ１で考えた「理想の働き方」に通ずるものです。自分自身がサロンで働いた時に、どう貢献できるか完結に伝えられるととてもよいでしょう。また、そのサロンへ尽力することを前提としたうえで、自分の理想の働き方や家庭状況についても明確に記載するのがよいでしょう。
・過去の職歴で達成した成果や実績を具体的に記載する
ステップ２で行なったスキルのリストアップ内容をブラッシュアップしていきましょう。具体的なエピソードと合わせ、数字として出せるものがあるとより強みを増します。（例：サロントリートメントを月に◯件ご依頼をいただいた、など）
・趣味や特技についても簡単に触れておく
これは直接履歴書や職務経歴書に書かずとも、準備しておくと面接の際に個性をアピールする手段となります。美容師は高度な接客スキルが求められるため、趣味や特技が明確だと、サロンとしてもコミュニケーションが取りやすく、お客様と馴染みやすい方であるといった判断がしやすくなるのです。
履歴書と職務経歴書は、美容師としての専門知識、スキル、経験をアピールする重要なツールです。必要な情報を正確に伝え、プロフェッショナルな印象を与えるように心がけましょう。
STEP４）理想の職場を探す
自分の現在の状況が明確になった上で適切な職場を探します。ステップ１でお伝えした「勤務地」を軸に求人情報を見てみましょう。ブランクありの美容師をお迎えしたいサロンの場合、「ブランクあり歓迎」「時短OK」などが書かれている場合が多いです。スピカだと「日曜定休」なども求人にも打ち出し、必ず日曜に休暇が取れるといった、主婦の方でも働きやすい環境であることをお伝えしています。
また、気になったサロンがどのようにスキルアップをおこなっているかも調べられるとよいでしょう。復職美容師は限られた時間で働くことが多く、時間との勝負になるため、そのような働き方でも美容技術のトレーニングができるかどうかがわかると安心に繋がります。サロンのブログやSNSで実施内容や頻度をお伝えしている場合が多いので、気になったサロンは色々とインターネットで情報収集するといいかもしれません。
STEP５）10年後の自分を想像してみよう。
現在の自分を知った上で、再度「10年後の自分」の姿を具体的に想像してみましょう。ステップ１〜４で自分について深掘りすれば、最初に思いつかなかった理想も見えてきます。具体的な未来を描けたなら、それはもうあなたが叶えるべき目標となるでしょう。
そのように明確な目標を掲げられたならば、復職美容師として頑張りたい動機や想いも強くなってきます。またその想いは、必ずサロンにも伝わります。美容業界は常に変化しており、最新のトレンドや技術について学び続ける必要があります。今はまだスキルがなくても、働く時間が短くても大丈夫。自分がやりたいことを熱意をもって伝えることで、「この方なら、きっとお客様を美しくしてくれる」とサロンも受け止めてくれます。
10年後にどんな美容師になりたいか考えることで、働くことにワクワクしてみましょう。そして未来の自分に向けて、復職美容師の一歩を踏み出していきましょう。一人でも多くの方が美容師の仕事を続けてくれるのであれば、我々としても大変喜ばしく思います。
以上、【復職美容師・理想の働き方を実現する５ステップ】はいかがでしたか？
不安が生まれた時に一番よいことは行動することです！時間が取れない時も、まずは書き出すステップ１だけでもやってみると見えてくることがあるはず。無理なく自分の状況に合わせ進めていけたらいいですね。
スピカでは復職美容師の募集を行なっています。ブランクがあるけど働きたい方、時短勤務で働きたい方も大歓迎です。お客様も主婦の方が多く、日曜が定休日と定めています。働きやすいサロン作りを心がけていますので、働き方のご相談にも乗ることができます。ぜひ気軽にご応募ください！
今後も主婦美容師の働き方情報を発信していきますので、ぜひお楽しみにしていてください♪
